@article{oai:niu.repo.nii.ac.jp:00000760, author = {石倉, 健二 and 高島, 恭子 and 高橋, 信幸 and TAKAHASHI, Nobuyuki and 井手, 睦美}, journal = {長崎国際大学論叢, Nagasaki International University Review}, month = {Mar}, note = {自閉症の大きな特徴の一つである「反復的で常同的な様式」は「同一性保持現象」とも呼ばれ、問題行動とみなされることも多い。本研究はこの「同一性保持現象」について、自閉症児の母親15名に質問紙調査を実施し、以下の結論を得た。一つ目は、「単純反復運動」で特徴づけられる「常同行動」と、「固執」「配列」「質問嗜好」「空想」で特徴づけられる「こだわり行動」はその出現の様相が異なることが示された。このことから、「常同行動」と「こだわり行動」は別々の機能的側面を有することが示唆された。二つ目は、「一週間後の予定の理解」のある者の方がその他の者よりも、「こだわり行動」が多いことが示された。「時間的見通し」が「こだわり行動」に影響を与える独自の要因であるのか、言語能力や「時間的なこだわり」を反映するものなのかは定かではなく、今後の更なる検討が求められる。}, pages = {159--165}, title = {自閉症児の同一性保持現象についての検討}, volume = {8}, year = {2008}, yomi = {イシクラ, ケンジ and タカシマ, キョウコ and タカハシ, ノブユキ and イデ, ムツミ} }