@article{oai:niu.repo.nii.ac.jp:00000767, author = {小玉, 智章 and 原, 小由合 and 矢野, 捷介}, journal = {長崎国際大学論叢, Nagasaki International University Review}, month = {Mar}, note = {グレリンは28個のアミノ酸から構成されるペプチドであり、その中枢あるいは末梢投与は、その後の摂食量を増加させることが報告されている。本研究ではグレリンの栄養素の嗜好性への影響を検討するため、3種類のマクロ栄養素食(糖質、タンパク質及び脂質)を同時に与えたラットにグレリン(0.5,1.0及び 5.0nmol/rat)を腹腔内投与し、投与から1、2、4及び24時間後の摂食量を測定した。総摂食量はグレリンの投与量依存的に、生理的食塩水投与時と比べて増加した。その内訳を見ると、糖質食の摂食量が有意に増加していたが、タンパク質及び脂質食の摂食量に変化は見られなかった。血清グルコース、総タンパク質、中性脂肪、遊離脂肪酸、及びβ-リポタンパク質濃度はグレリン投与による影響は認められなかった。本研究はグレリンが代謝に影響することなく、糖質の摂食量を選択的に増加させたことを明らかにした。この結果は、グレリンが直接的に糖質に選択的な摂食調節に関与していることを示唆している。}, pages = {235--240}, title = {グレリンの腹腔内投与が栄養素選択的な摂食調節に及ぼす影響}, volume = {8}, year = {2008}, yomi = {コダマ, トモアキ and ハラ, サユリ and ヤノ, カツスケ} }