@article{oai:niu.repo.nii.ac.jp:00000797, author = {石倉, 健二 and 黒山, 竜太 and 高島, 恭子 and 豊島, 律 and 浦田, 奈津季}, journal = {長崎国際大学論叢, Nagasaki International University Review}, month = {Mar}, note = {実験者が自閉症児の遊びを真似する逆模倣を行うことで生じる対人行動の変化から、自閉症児の他者への関心や他者意図理解についての検討を行った。対象は10歳の自閉症児2名で、初対面の実験者と一緒に玩具の置いてある部屋で実験を行った。実験手続きとしては、(1)実験者は無表情で何もせずに座っている(Still Face1)、(2)対象児と同じ玩具で同じように遊ぶ、(3)無表情で何もせずに座っている(Still Face2)、(4)対象児の模倣にならないようにして玩具で遊ぶ、(5)無表情で何もせずに座っている(Still Face3)の5場面を設定し、SF1~3における対象児の実験者に対する対人行動を比較した。その結果、対象児が実験者に対して興味をもって働きかけを行ったことと、逆模倣条件においてわずかながら対象児からの働きかけが増えたことが認められた。このことから、自閉症児は学習や成長によって他者理解についての能力を発達させていることが示唆された。}, pages = {169--174}, title = {自閉症児に対する模倣の研究}, volume = {10}, year = {2010}, yomi = {イシクラ, ケンジ and クロヤマ, リュウタ and タカシマ, キョウコ and トヨシマ, リツ and ウラタ, ナツキ} }