@article{oai:niu.repo.nii.ac.jp:00000831, author = {古賀, 貴子 and 村崎, 清香 and 川口, 誠 and 尾﨑, 加奈}, journal = {長崎国際大学論叢, Nagasaki International University Review}, month = {Mar}, note = {高齢者の栄養障害の要因の一つに口腔状態や摂食の問題があり、食物摂取に直接影響するのは咀嚼能力の低下である。咀嚼能力を簡便にかつ客観的に測定するために、咀嚼の進行に伴い色が変わるチューインガムが開発されたが、この色変わりチューインガム(ガム)を用いて高齢者の咀嚼能力を測定した報告は未だ少ない。本研究では高齢者の咀嚼能力の実情を知るため、アンケート調査とガムを用いた咀嚼能力の測定を行い、食品の咀嚼の難易と咀嚼能力との関連性について検討を行うこととした。対象者は、活動力の高い在宅の高齢者65名とした。アンケートは年齢、歯の状態、かみ合わせ評価度、また19食品について摂食可能かを尋ね、普通に食べられる食品の割合を示す咀嚼機能スコアを集計した。咀嚼後のガムの色は、色彩色差計にて咀嚼能力の程度を示す a* 値を測定した。活動力の高い在宅者では、「義歯群」が53.8%を占めており、「欠損歯あり」はいなかった。「義歯群」間では、かみ合わせ評価度、咀嚼機能スコアおよび a* 値はいずれも個人差が大きく、顕著な差は認められなかった。咀嚼の難易の程度が高い食品ほど、かみにくいため義歯依存性はより高くなっており、食べられないと答えた食品の数は、義歯の装着部位が多くなると増える傾向にあった。}, pages = {105--112}, title = {歯の状態がアンケート調査および色変わりチューイングガムを用いた高齢者の咀嚼能力に及ぼす影響}, volume = {12}, year = {2012}, yomi = {コガ, タカコ and ムラサキ, サヤカ and カワグチ, マコト and オザキ, カナ} }