@article{oai:niu.repo.nii.ac.jp:00000922, author = {頴原, 嗣尚 and 坂元, 駿 and 浦川, 勇哉 and 石井, 賢介 and 田中, 千智 and 栁本, 琴美}, journal = {長崎国際大学論叢, Nagasaki International University Review}, month = {Mar}, note = {伝統的な生理学実習項目の一つであるカエル心臓の八木式灌流実験法に改良を加え、心室拍動をより定量的に観察記録できるようにした。すなわち、収縮・拡張サイクル中の心室の容積変化を気圧変化に変換して捉える簡便な装置(連通標本槽)を考案し、圧変化を拍出量の指標として連続描記できるようにした。連通標本槽は心室を浸す槽と圧変化を発生する気密な槽とを連結したものである。この方法により、前負荷の増減に適応する心拍出量の増減、すなわちフランク・スターリング機構を明確に示すことができる。また、大動脈内静水圧を増加させる装置を考案した。これを用いることにより、後負荷増加に対応する心室拍動動態のユニークな変化を観察できる。さらに、この実験系における心電図の安定した記録法を考案した。これにより心臓の機械的活動と電気的活動とを同時に対応させることができる。われわれの新しい実験方法は、学生実習において学生に心臓の生理学・薬理学的性質を学ばせるために大変有用であろう。}, pages = {157--166}, title = {カエル心臓八木式灌流法の定量的実験への改良 ―心拍出量測定から心電図同時記録まで―}, volume = {15}, year = {2015}, yomi = {エハラ, ツグヒサ and サカモト, シュン and ウラカワ, ユウヤ and イシイ, ケンスケ and タナカ, チサト and ヤナギモト, コトミ} }