@article{oai:niu.repo.nii.ac.jp:00000933, author = {滝, 知則}, journal = {長崎国際大学論叢, Nagasaki International University Review}, month = {Mar}, note = {本稿は、国際観光が地域アイデンティティの形成に貢献しうる可能性を踏まえ、ポピュラー文化と地域社会の文化を知る観光が、観光者のホスト国に対するイメージに与える影響の有無を考察する。第1章と第2章では文献調査を行い、第3章では筆者が実施した観光に関するアンケート調査結果を報告する。国際関係における集団アイデンティティとして、ナショナリズムに加え、地域アイデンティティが考えられる。ただし東アジアでは、地域アイデンティティの構築は進んでいない。この状況は、日本と中国、日本と韓国の間で、相手の国に対するマイナスのイメージが強いことと、表裏一体をなしている。筆者が行った調査からは、国家間の外交問題と観光者個人の関心事を区別する傾向の存在することが、示唆される。ただしこれは、元々日本に対して好意的なイメージを持っていた観光者に当てはまる。国際観光は、ホスト国に対する既存のプラスのイメージを裏付けたり補強したりする可能性が、考えられる。}, pages = {51--69}, title = {国際観光が観光者の対ホスト国イメージに与える影響 ―ポピュラー文化と地域文化に触れる観光を事例として―}, volume = {16}, year = {2016}, yomi = {タキ, トモノリ} }