Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2015-04-01 |
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タイトル |
ユニバーサル段階の大学における初年次教育の現状と課題 |
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Some Implications of the First-Year Experience for Universally Accessible Universities |
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言語 |
en |
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言語 |
jpn |
著者 |
石倉, 健二
高島, 恭子
原田, 奈津子
山岸, 利次
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抄録 |
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内容記述 |
本論は、近年、高等教育学界において注目を集めている「初年次教育」がいかなるものであるかを、国内外の動向をレビューしつつ検討したものである。M・トロウが明らかにしたように、大学入学者数・率の上昇は、大学教育の変質を必然的に伴うものであり、日本やアメリカ等、トロウの言うマス段階からユニバーサル段階に達した高等教育においては、その質的変化に伴う新たな教育が要請されることになる。「初年次教育」とは、そのような新たな教育形態の一つであり、特に、新入生の大学への適応を支援していくためのプログラムである。その背景には、大学教育のユニバーサル化により、必ずしも大学が期待する学習文化を持たない学生が多数入学し、結果として大学にスムースに適応できない学生が多数存在するということがある。高等教育のユニバーサル化を早期に経験したアメリカにおいて、初年次教育の理論・実践には一定の蓄積があるが、日本においては、アメリカの事例を参照しつつ、各大学が試行錯誤を行っている段階であり、初年次教育が十分に深化されているとは言えない状況である。大学全入時代を迎える日本の高等教育において、初年次教育の必要性はますます高まるであろう。このような視角のもと、今後、具体的な初年次教育のあり方を構想することが求められるであろう。 |
キーワード |
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主題 |
初年次教育 |
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主題 |
ユニバーサル段階 |
キーワード |
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主題 |
適応 |
書誌情報 |
長崎国際大学論叢
en : Nagasaki International University Review
巻 8,
p. 167-177,
発行日 2008-03
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出版者 |
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出版者 |
長崎国際大学 |
ISSN |
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収録物識別子 |
1346-4094 |
書誌レコードID |
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収録物識別子 |
AA11766493 |
資源タイプ |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
著者版フラグ |
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出版タイプ |
AM |
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出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa |